Kasugayamagama Mokubeian
金沢九谷ミュウジアム店より3軒隣にあり2017年8月にオープンしました。九谷焼の名品を展示販売、自社ブランドをはじめ美術品から普段遣いの器まで幅広く揃えております。毎月の絵柄が変わる鏑木オリジナル限定招き猫が大人気です。
入って右手に金沢九谷の祖青木木米(あおきもくべい)の碑を設置しております。金沢市の卯辰山登り口付近に青木木米が窯を築いたといわれる場所にあった碑をこちらへ新たに移築いたしました。この木米碑の台座には数々の九谷焼の破片、つまり鏑木商舗の歩んできた時代の一つひとつのかけらが散りばめられています。木米碑とこの台座は一つのアートワークとなっており、長町武家屋敷の新たな人気写真スポットになっています。
卯辰山山頂から卯辰山公園線を下って行き、麓に近づくと、民家に隠れるように円柱の碑が建つ。「金澤九谷陶宗木米窯址」と刻まれる。書は俳人で画人の小松砂丘(1896~1975)。
青木木米(1676~1833)は京都生まれの陶工。文化3年(1806)加賀藩の招きで来沢、卯辰山の瓦師の窯で九谷村の原石と金沢茶臼山の土とで試焼したところ、結果が良好であったので、一旦帰京の翌年に本多貞吉を助工に伴い再訪。春日山に初窯を揚げ、青磁・染付・南蛮などの写し物を制作した。しかし翌年に金沢城二の丸御殿が焼失したため、藩窯計画は中断、木米はわずか1年で帰京した。
春日山窯は文政初年(1818)頃まで製陶された。この春日山窯が契機となり、後年、本多貞吉が小松で若杉窯を興したほか、金沢、能美、江沼に陶業が興り、九谷再興につながった。
※移築前の木米碑(卯辰山)
お天気の良い日には、「ミニちゃわん祭り」を開催しております。つかいやすい日常の器や、手描きの商品を特別価格にて提供しております。ここでしか手に入らない一点ものもございます。ぜひお手に取ってお楽しみください。
お履き物のままご覧いただける店内には、人間国宝による作品、九谷創作集団「九谷塾」による創意あふれた逸品などに加え、若手女性職人たちによる鏑木オリジナル商品をご覧いただけます。建築・インテリアの観点からも、鏑木ワイングラスが一面にディスプレイされた棚やアンティークシャンデリア、古民家から再利用した立派な梁など、見どころ満載です。
おいしいいっぷく鏑木
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